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【カンボジア】クリスエナジー、油田開発計画に変更なし[資源](2018/08/01)

資源開発を手掛けるシンガポールの新興企業クリスエナジーは、最近の世界的な原油価格の上昇はカンボジアでの開発計画に影響を与えないとの見通しを明らかにした。クメール・タイムズ(電子版)が7月31日伝えた。

同社幹部は「2019年後半には原油の生産を開始できる。スケジュールに変更はない」と話す。設備の入札手続きも順調に進んでおり、18年上半期の決算報告で最新の状況を明らかにすると付け加えた。

クリスエナジーは、タイ湾沖の鉱区Aのアプサラ油田開発を17年10月に決定。当時、原油価格は安かったが、最近は上昇傾向にある。アプサラ油田はクリスエナジーが95%、カンボジア政府が5%の権益を保有。開発の第1期では、生産量が日量最大3万バレルになる見通し。

鉱業・エネルギー省によると、石油採掘への外国直接投資は、年内に承認予定のプロジェクトを含めて13億米ドル(約1,450億円)に達した。

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