【タイ】日立ハイテク、アマタとシェア工場[製造](2018/07/16)

日立ハイテクノロジーズは13日、100%子会社の日立ハイテクノロジーズシンガポールがタイの工業団地開発大手アマタ・コーポレーションと合弁会社「ヒタチ・ハイテク・アマタ・スマート・サービシズ(HTAS)」を設立したと発表した。日系中小企業に向け、海外生産に必要な設備を備えたシェア工場を提供する。同事業は今回が初の試み。

合弁会社の資本金は4,000万バーツ(約1億4,000万円)で、日立ハイテクグループが75%、アマタが25%それぞれ出資した。

事務所は東部チョンブリ県のアマタシティー工業団地内に設置。従業員数は5名。

日系中小企業に向け、タイでの部材調達や人材採用・育成など、海外生産に必要な環境を備えた総床面積2,400平方メートルのシェア工場を提供する。日系企業は、複数社で工場をシェアすることにより海外進出に必要な費用を抑えることができるという。

工場には、日立ハイテクの多視点カメラや高度画像圧縮システムなどモノのインターネット(IoT)技術を導入。これにより日本からの遠隔監視が可能になり、タイ工場の生産状況の確認や担当者への指示などをリアルタイムで行うことができる。日系企業を中心に1,300社を超える顧客ネットワークを持つアマタと組むことで、事業拡大に向けシナジー効果が期待できるという。

同事業は、2017年10月に日本貿易振興機構(ジェトロ)の「日ASEAN新産業創出実証事業」に採択されてから実証事業が行われてきたが、検証結果を踏まえ合弁設立の運びとなった。

日立ハイテクの担当者によると、日系企業が多く進出しているタイで弾みをつけ、今後は東南アジア各国や北米でもシェア工場事業を拡大していく方針だという。

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