【インドネシア】本年度歳入、8兆ルピアの上振れ予想[経済](2018/07/12)

インドネシアのスリ・ムルヤニ財務相は10日、2018年度の歳入が国家予算の目標額の1,894兆ルピア(約14兆6,470億円)を、最大で8兆ルピア上回るとの見通しを明らかにした。税収が拡大していることが背景にある。11日付ジャカルタ・ポスト、テンポ(電子版)が伝えた。

スリ財務相によると、1~3月の歳入は通年目標の36.2%に相当する685兆600億ルピアを達成した。

税務局のロバート・パパハン局長は、上半期(1~6月)の税収が通年目標の40.8%の581兆5,400億ルピアだったと説明。「徴税の強化や、国民の間で納税意識が向上していることが税収の拡大につながっている」と指摘し、通年の税収は前年から17~18%拡大するとの見方を示した。

政府は本年度の歳入の内訳を、税収が1,420兆ルピア、税外収入が275兆4,000億ルピア、関税が194兆1,000億ルピアと設定している。

■補正予算は策定せず

安定した歳入拡大を受けて、ジョコ・ウィドド大統領は、18年度補正予算案を策定しない方針を明らかにした。

10日付ジャカルタ・ポスト(電子版)によると、大統領に18年の歳入予測を報告したスリ財務相は、政府支出と歳入に極端な偏りがないためと説明した。歳入が上振れする見通しであるほか、各省庁の歳出についても現時点で年間歳出額の35%となっており、前年同期の33%と同水準で安定して推移していると付け加えた。

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