【タイ】新規感染者、4日連続で1万人超(20日)[社会](2021/07/21)
タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は20日、新型コロナの感染者が新たに1万1,305人確認されたと発表した。4日連続で1万人を超えた。このうち市中感染者は1万1,291人。死者は80人だった。
市中感染者のうち、8,599人が医療機関の検査で、2,097人が積極的疫学調査で陽性判定を受け、595人が刑務所・拘置所で確認された。それ以外の14人は、海外からの帰国・入国者だった。
市中感染者(刑務所・拘置所で確認された感染者を除く)を地域別にみると、首都バンコクが2,764人、バンコク西郊サムットサコン県が798人、同東郊サムットプラカン県が673人、東部チョンブリ県が537人、バンコク北郊パトゥムタニ県が476人など。
死者には、ミャンマー人2人、ラオス人、フランス人が各1人含まれていた。地域別にみると、バンコクが41人と最も多く、深南部パッタニ県が6人、チョンブリ県が5人などとなった。女性が43人、男性が37人で、年齢は14~94歳。14歳の患者は糖尿病などの基礎疾患があった。陽性判定を受けてから死亡するまでの平均期間は8日間で、最長27日間だった。
累計の感染者は42万6,475人、回復者は29万6,208人で前日から6,557人増えた。死者は3,502人となった。
19日には21万7,419人が1回目のワクチン接種を、3万1,229人が2回目の接種を完了。累計の接種回数は1,454万7,244回となった。