【中国】子どもへのワクチン接種、各地で開始へ[社会](2021/07/16)
中国各地で、3歳から17歳までの子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種を始める動きが広がっている。中国では13日までに国内でのワクチン接種回数が14億回を超え、人口とほぼ同じ数に達している。接種対象を子どもにも広げ、接種率をいっそう引き上げる。
国家衛生健康委員会は6月、3歳から17歳までの子どもへのワクチン接種について、緊急使用ができるようになったと明らかにしていた。
中国新聞社電によると、湖北省荊門市では8月から、12~17歳を対象にワクチン接種を始める。広西チワン族自治区は7月に15~17歳へ、8月には12~14歳への1回目の接種を完了させる計画。10月末までに12~17歳の2回の接種を終える方針だ。安徽省宿州市では、7月から15~17歳への接種を始め、9月末までに12~17歳の2回の接種を完了させる。
国家衛生健康委員会によると、中国国内のワクチン接種回数は13日までに14億201万9,000回となった。首都北京では14日までに18歳以上の市民で2回の接種を終えた人が89.8%に達した。