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【フィリピン】小売りメリーマート、薬局チェーンを買収[商業](2021/07/13)

フィリピンの新興スーパーマーケットチェーン、メリーマート・コンシューマーは12日、薬局チェーン「カルロス・スーパードラッグ」を展開するカルロス・ドラッグス・ルセナを買収すると発表した。株式67%を取得することで合意した。域内シェアや事業の拡大、競争力強化につなげる。

取得額は明らかにしていない。カルロス・スーパードラッグは、マニラ首都圏ケソン市で最大の薬局チェーンで、計27店を展開。来月に設立75周年を迎える。メリーマートのエドガー・シア会長は「今後も食料雑貨店と薬局の双方の分野で、合併・買収(M&A)を検討していく」と説明した。

メリーマートは持ち株会社インジャップ・インベストメンツの子会社で、不動産開発会社ダブルドラゴン・プロパティーズの会長を務めるシア氏が率いている。2020年6月にフィリピン証券取引所(PSE)に上場した。30年までに全国で1,200店舗の展開を目指している。

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