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【韓国】故李健煕会長の美術品、21日から公開[社会](2021/07/08)

昨年死去した韓国サムスン電子の李健煕(イ・ゴンヒ)会長の遺族が寄贈した美術品の一部が、今月21日から国立中央博物館と国立現代美術館で公開される。

韓国文化体育観光省が7日発表した美術品の活用案によると、今月開催される特別展のほか、来年4月にも寄贈1周年を記念した展示が行われる予定だ。また、来年下半期からは、全国各地を代表する博物館や美術館での巡回展示(年3回以上)も計画されている。

韓国政府はまた、2万3,181点に上る寄贈品を管理するための「国家寄贈・李健煕所蔵品館(仮称)」の建設も推進する。ソウル市の竜山区と鍾路区松峴洞の2カ所が候補地として挙がっている。

■既に公開中の作品も

李会長が所有していた美術品の一部は、既に全国各地の美術館でも公開されている。国立現代美術館・徳寿宮館では8日から、「DNA:韓国美術 昨日と今日」と題した展示が行われる。

寄贈された1,488点の中から、西洋画家の都相鳳(ト・サンボン)や李仲燮(イ・ジュンソプ)などの作品4点が公開されるという。李会長のコレクションがソウルで公開されるのはこれが初めて。

このほか、大邱美術館や光州市立美術館、朴寿根美術館(江原道)などでも寄贈作品が展示されており、多くの観覧客が訪れている。

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