【カンボジア】中国共産党100周年、フン・セン首相が祝辞[政治](2021/07/05)
カンボジアのフン・セン首相は、中国共産党の結成100周年に祝福の意を表明し、両国の関係をさらに強化したいとの意向を表明した。中国の習近平国家主席に送った祝辞では、巨大経済圏構想「一帯一路」などを通じて中国は世界の尊敬を得てきたと絶賛している。クメール・タイムズ(電子版)が2日に伝えた。
フン・セン首相は祝辞で、中国共産党の大きな節目を機に同党とカンボジア人民党との緊密な協力関係をさらに強固にするとの決意を表明。中国の一帯一路や新型コロナウイルス対策での国際協調戦略などを高く評価し、共産党が掲げる「社会主義現代化国家を構築する」とした目標の達成は確実との見方を示した。
一方で習近平主席も先に、人民党の結党70周年を記念してフン・セン首相に祝意を表明。書簡の中で、「フン・セン首相の指導力がカンボジアの繁栄と国民の幸福をもたらす」と述べ、未来の発展を視野に入れた両国の共同体構築に意欲を示した。