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【中国】百度傘下の昆侖、第2世代チップを下期量産[IT](2021/06/29)

インターネット検索の中国最大手、百度(北京市、バイドゥ)傘下で人工知能(AI)チップを手掛ける昆侖芯(北京)科技が、今年下半期(7~12月)に第2世代AIチップの量産を始める見通しだ。性能は第1世代の4倍以上になるという。ネットメディアの澎湃新聞などが伝えた。

昆侖のAIチップは百度が自主開発したクラウド向け汎用(はんよう)チップで、コンピュータービジョン、自然言語処理、大規模な音声認識など広範囲に応用できるという。第1世代のAIチップは昨年初めに量産を始め、これまでに2万枚以上を生産。第2世代は既に最終設計段階(テープアウト)を完了した。

昆侖芯(北京)科技は2011年設立の星雲融創(北京)科技が前身で、今月社名を変更して新会社として再出発した。資本金は約1,661万元(約2億8,000万円)で、百度が76%を出資する。

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