【フィリピン】BPO業界、在宅勤務の期限延長要請[IT](2021/06/28)
フィリピン情報技術ビジネス・プロセス協会(IBPAP)は25日、ビジネス・プロセス・アウトソーシング(BPO)企業に在宅勤務を認める緊急措置について、期限を迎える9月からのさらなる延長に向けて協議していると明らかにした。マニラスタンダードなどが伝えた。
経済特区に入居するBPO企業は現在、新型コロナウイルス対策として在宅勤務の実施が認められている。ベネディクト・ヘルナンデス会長は「現時点でオフィス勤務を再開しても、従業員の安全を確保できる状態にない」と説明。貿易産業省やフィリピン経済区庁(PEZA)と期限の延長について協議していると話した。
ヘルナンデス会長によると、「企業復興税優遇法(CREATE)」の施行細則に、在宅勤務の延長を許可する規則が含まれているという。