【ミャンマー】タイ国境の中国都市開発、コロナで現場封鎖[経済](2021/06/23)

ミャンマーの軍政当局が、東部カイン州(旧カレン州)のタイ国境で進められている国境警備隊(BGF)と中国企業による不動産開発の現場を封鎖したことが分かった。作業員など関係者に新型コロナウイルスの感染が広がっているためだ。電子メディアのイラワジが21日伝えた。

封鎖したのは、同州ミャワディのタイ国境近くに開発予定の「シュエ・コッコー新都市」(通称チャイナタウン)の建設現場。同事業のプロジェクト・ディレクターを務める国境警備隊のソー・ミン・ミン・ウー氏は、「10人超の感染が確認されたため、現場と周辺の村を封鎖した」と説明。「外部から入域する全ての人に、14日間の隔離を義務付けている」と述べた。

感染が確認された建設作業員の1人は「数日前、複数の警備員と清掃員から陽性反応が出た」とした上で、「私と友人2人も陽性だった」と話した。国境警備隊員や地域住民の間にも感染者が出ているもようだ。

シュエ・コッコー新都市事業は、国境警備隊が経営する地場企業のチット・リン・ミャインと中国の不動産開発大手の吉林亜泰(集団)による共同案件。2017年から開発を進めているが、中国の犯罪組織への関与などの疑惑が指摘。国軍と国民民主連盟(NLD)政権の内務省は19年8月から調査を実施し、事業は中断されていた。

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