【シンガポール】清掃業の基準賃金、6年間毎年引き上げ[経済](2021/06/08)

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シンガポール政府は2023年7月から6年間にわたり、清掃業に従事するシンガポール人および永住権(PR)保持者の基準賃金を上げていく。政労使3者による、低賃金労働者の給与を段階的に引き上げる「賃金改善モデル(PWM)」の提案を7日に受け入れた。

一般の清掃員では、23年に基本給を月額258Sドル(約2万1,300円)増額し、1,570Sドルとする。その後は毎年170Sドル引き上げることを義務付ける。清掃業従事者の技能や職位に合わせて、それぞれ上げ幅を規定した。

賃金改善モデルは、最低賃金が定められていないシンガポールで、低所得の国民・PR保持者の賃金水準の底上げを目的として導入された。法的拘束力があり、清掃業では16年から毎年賃金が引き上げられてきた。

政労使の作業部会(清掃業担当)は7日に公表した提案書で、「新型コロナウイルスの流行により清掃の需要は拡大する一方、外国人労働者の流入が抑制されていることで、清掃業界では労働力が不足している」と指摘。清掃は公衆衛生に欠かせないサービスとして、賃金の見直しが必要だと説明した。

今回公表した29年6月までの昇給プランは、25年に見直す予定だ。

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