【台湾】21年のGDP成長率予測、5.46%に上方修正[経済](2021/06/07)

台湾の行政院主計総処(統計局)は4日、台湾の2021年の実質域内総生産(GDP)成長率を前年比5.46%と予測した。今年2月時点の予測(4.64%)から0.82ポイント上方修正した。新型コロナウイルスの域内感染を第3四半期(7~9月)に抑え込み、輸出向けを中心とした製造業の生産活動に影響が出ないと仮定した場合の予測とした。実現すれば10年(10.25%)以来の高い成長率となる。

名目ベースのGDPは21兆2,718億台湾元(約84兆5,000億円)になるとみている。

21年第1四半期(1~3月)の成長率は前年同期比8.92%、20年第4四半期(10~12月)は5.15%にそれぞれ修正した。従来の発表より0.76ポイント、0.06ポイント引き上げた。

■製造業の感染拡大に懸念

一方、台湾メディアによると、専門家は台湾の製造業で感染が広がりつつあるとして、経済成長に影響を与える可能性を指摘している。

専門家は、台湾半導体封止・検査大手の京元電子(KYEC)の苗栗県竹南鎮の工場で新型コロナのクラスター(感染者集団)が発生し、操業停止となったことを挙げ、製造業で感染がさらに広がれば、経済成長に重大な打撃を与えるとの見方を示した。

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