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【シンガポール】職場の立入検査で11件摘発、在宅勤務違反[経済](2021/05/25)

シンガポール人材開発省は24日、新型コロナウイルスの感染予防策で原則在宅勤務とする措置を実施している中、今月前半に行った職場への立ち入り検査で11社を摘発したと発表した。いずれも在宅勤務に関する規制に違反していた。

調査は今月8日から21日にかけて、530カ所超の職場を対象に実施。立ち入り検査で摘発した11社は、いずれも在宅勤務ができる従業員が職場に出勤していたという。

政府は5月初旬、在宅勤務可能な従業員が職場で同時に勤務できる割合を、従来の最大75%から5割以下に引き下げると発表。市中感染の増加を受けて、同月中旬には在宅勤務を基本的な働き方とする規制に変更した。6月13日まで同規制を施行する予定だ。

職場での感染予防措置に違反した企業には、作業停止命令や罰金処分を科すと警告している。今後は職場への立ち入り検査を増やし、規制順守を徹底する意向だ。

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