【タイ】市中感染2664人、死者は30人(24日)[社会](2021/05/25)
タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は24日、新型コロナの感染者が新たに2,713人確認されたと発表した。このうち市中感染者は2,664人で、死者は30人だった。
市中感染者のうち、1,147人が医療機関の検査で、1,311人が積極的疫学調査で、206人が刑務所で陽性判定を受けた。それ以外の49人は、海外からの帰国・入国者だった。
市中感染者(刑務所で確認された感染者を除く)を地域別にみると、首都バンコクが951人、南部ペチャブリ県が669人、バンコク東郊サムットプラカン県が180人、東部チョンブリ県が106人、バンコク北郊ノンタブリ県が92人など。
死者数を地域別にみると、バンコクが11人、東北部ナコンラチャシマ県と西部ラチャブリ県が各3人など。男性が20人、女性が10人で、年齢は28~105歳。このうち18人が高血圧、12人が糖尿病を患っていた。
累計の感染者は13万2,213人で、治療中の感染者は4万5,307人。回復者は8万6,100人で前日から1,565人増えた。死者は806人となった。
同日には4万3,233人が1回目のワクチン接種を、2,340人が2回目の接種を完了。ワクチンの接種回数は、合計で291万664回となった。