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【マレーシア】トップグローブ製手袋、米で再び押収[製造](2021/05/18)

米税関・国境警備局(CBP)は12日、強制労働問題に関連し、マレーシアのゴム手袋世界最大手トップグローブ・コーポレーションが米国向けに輸出した使い捨て手袋468万枚、69万米ドル(約7,530万円)相当を押収したと発表した。

CBPが同社製手袋を押収するのは、今月5日の発表に続き2回目となる。前回は397万枚、51万8,000米ドル相当を押収していた。

エッジ(電子版)によると、トップグローブは国際労働機関(ILO)が定める11項目の指針に沿って強制労働問題を全て解決したことが、英コンサルタント会社から認定されていると改めて強調。強制労働を利用した製品の米国への輸入を禁止する「違反商品保留命令(WRO)」の指定解除に向けて、CBPに協力していると説明した。

CBPは昨年7月、WROの対象企業にトップグローブを指定し、傘下2社の製品の輸入を差し止めた。さらに、今年3月末には輸入禁止の対象をマレーシアで製造された同社の使い捨て手袋全てに拡大している。

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