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【タイ】市中感染1902人、死者31人で過去最多(11日)[社会](2021/05/12)

タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は11日、新型コロナの感染者が新たに1,919人確認されたと発表した。このうち市中感染者は1,902人。31人の死亡が確認され、1日当たりの死者数としては5月3日に並び過去最多となった。

市中感染者の内訳は、首都バンコクが855人、バンコク北郊パトゥムタニ県が160人、バンコク北郊ノンタブリ県が141人、東部チャンタブリ県が89人、東部チョンブリ県が73人など。

市中感染者のうち、1,318人が医療機関での検査で、584人が積極的疫学調査で確認された。市中感染者以外の17人は、海外からの帰国・入国者だった。

CCSAによると、死者にはタイ人29人のほか、ウクライナ人とフランス人が含まれる。地域別にみると、バンコクが17人、ノンタブリ県、チョンブリ県、中部スパンブリ県、南部ナコンシータマラート県が各2人など。女性が16人、男性が15人で、年齢は34~94歳。このうち13人が高血圧を、10人が糖尿病を患っていた。

累計の感染者は8万6,924人で、治療中の感染者は2万9,435人。回復者は5万7,037人で前日から1,829人増えた。死者は452人となった。

11日には6万9,552人が1回目のワクチン接種を、1万9,008人が2回の接種を完了。ワクチンの接種回数は、合計で189万8,454回となった。

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