【インドネシア】戸田グループ、チプトラとアパート共同開発[建設](2021/05/18)

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戸田グループ・インドネシアとチプトラ・グループは高層アパートメントの開発で協力する=7日(戸田建設提供)

戸田グループ・インドネシアとチプトラ・グループは高層アパートメントの開発で協力する=7日(戸田建設提供)

戸田建設の不動産コンサルタント子会社、戸田グループ・インドネシアは、インドネシアの大手不動産開発チプトラ・グループ子会社チプトラ・アディブアナと、首都ジャカルタに高層アパートメント「The Newton 2」を共同開発すると明らかにした。戸田グループ・インドネシアはまた、一部の部屋をバルク(一括)で購入し、販売する。7日に共同開発の署名式を行った。

The Newton 2はジャカルタ南部のクニンガンに建設する。部屋数は624戸。完工は2024年の予定。10日付インベストール・デーリーによると、チプトラ・グループのアルタディナタ・シニアディレクターは、建設費用を7,500億ルピア(約58億円)としている。

戸田建設の担当者は、NNAの取材に対し「購入した部屋は一般向けに販売するほか、一部を賃貸することも検討している」と説明した。購入する部屋数は明らかにしていないが、6月の起工式の後、順次販売を始める。

戸田建設によると、同社はこれまでチプトラ・グループとThe Newton 2の開発コンセプトを協議してきたほか、新型コロナウイルスの感染拡大を機に日本で導入が進むアンチウイルス技術を紹介した。アンチウイルス技術は、日本独自の技術のほか、インドネシアの技術も顧客の需要に応じて導入する。

施工は、戸田建設が20年10月に株式40%を取得して資本業務提携した地場建設会社タタムリア・ヌサンタラ・インダ(TATA)が担当する。TATAには4月から戸田建設の社員2人が派遣されており、戸田グループ・インドネシアと連携してTATAが工事の品質確保に努める。

戸田グループ・インドネシアは19年3月に設立。ジャカルタ市内に2件の不動産を所有している。チプトラ・グループが先に開発した「The Newton 1」をTATAが施工したことから、The Newton 2の開発に参画を打診された。

今後の市場見通しについて、戸田建設の担当者は「新型コロナウイルスの感染拡大の影響はあるものの、依然としてジャカルタへの人口集中は継続している」と説明。「中長期的には都心部の好立地レジデンスへの旺盛な需要は変わらない」との見方を示した。

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