スタートアップの資金調達・ビジネスマッチングサイト

【フィリピン】電力資産管理社、マラヤ発電所の売却で合意[公益](2021/05/10)

フィリピンの電力部門資産負債管理会社(PSALM)は7日、リサール州のマラヤ火力発電所(出力65万キロワット)の売却が合意に至ったと発表した。最も高い金額を提示したフォート・ピラー・エナジーが31億2,350万ペソ(約71億3,600万円)で落札した。

フォート・ピラー・エナジーは、発電所がある土地と出力30万キロワットと35万キロワットの発電設備2基を取得する。PSALMは最低制限価格を18億4,522万ペソに設定していた。大手財閥アヤラ・コーポレーションの発電子会社ACエナジーも応札していたが、入札金額は22億2,000万ペソだった。

マラヤ火力発電所を巡っては、PSALMが債務返済に向けて2019年から民営化入札を複数回実施してきたが、いずれも不調に終わっていた。

関連記事

公式Facebookページ

公式Xアカウント