【タイ】市中感染2433人、死者11人で最多更新(25日)[社会](2021/04/26)
タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は25日、新型コロナの感染者が新たに2,438人確認されたと発表した。市中感染は2,433人、死者が11人で過去最多となった。
地域別の感染者数は、首都バンコクが1,078人で最多。北部チェンマイ県が163人、バンコク北郊ノンタブリ県が115人、バンコク東郊サムットプラカン県が77人、東部チョンブリ県が75人などとなった。
25日に報告された死者11人のうち、8人が男性で3人が女性。発表によると、ほとんどが肥満や糖尿病、高血圧などの慢性的な症状・疾病があったという。死者にはバンコク在住の32歳女性が含まれる。女性は妊娠25週間で、混雑している地域を訪れた後、4月8日に咳などの症状が出た。
累計の感染者数は5万5,460人で、3万1,113人が回復した。死亡は140人となった。25日には1万4,675人が1回目のワクチンを接種。1万4,033人が2回目を接種した。累計では94万9,124人がワクチンを接種している。