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【インドネシア】観光客受け入れ再延期、バタムとビンタン島[観光](2021/04/22)

インドネシア・リアウ諸島州のアンサル知事は19日、新型コロナウイルスの感染拡大で打撃を受けた観光産業を支援するため、同州バタム、ビンタン両島とシンガポール間で実施する予定の観光客の受け入れ再開が、8月になるとの見通しを明らかにした。当初は21日から開始予定だったが、今月に入って5月開始に延期されたばかり。国営アンタラ通信などが伝えた。

両国は、感染リスクが低い国・地域間で入国・入境規制を緩和する「トラベル・バブル」政策の一環で、バタム島ノンサとビンタン島ラゴイへのシンガポール人観光客の渡航を認める予定。延期の理由について、アンサル知事は、シンガポール側がリアウ諸島州での新型コロナ感染者の増加傾向を懸念しているためと説明した。

インドネシア政府はトラベル・バブルを、リアウ諸島州のほかバリ州のギアニャール県ウブド、バドゥン県ヌサドゥア、デンパサール市サヌールの観光地に導入する計画。サンディアガ・ウノ観光・創造経済相は3月、バリ州への観光客受け入れは6~7月に開始する方針を示している。

政府はトラベル・バブルを、リアウ諸島州バタム、ビンタン両島とバリ州の一部観光地に導入する計画だ(アンタラ通信)

政府はトラベル・バブルを、リアウ諸島州バタム、ビンタン両島とバリ州の一部観光地に導入する計画だ(アンタラ通信)

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