【香港】中国移動香港、５Ｇで工事現場をスマート化［ＩＴ］（2021/04/21）

香港通信大手の中国移動香港（ＣＭＨＫ）は19日、建設業者の香港振華工程（ＺＨＥＣ）と提携すると発表した。第５世代（５Ｇ）移動通信システムを活用し、工事現場のスマート化を支援する。香港経済日報（電子版）が伝えた。

５Ｇを応用したモノのインターネット（ＩｏＴ）やクラウドコンピューティング、ドローン（小型無人機）などを使い、工事現場をスマート化するためのソリューションを提供する。中国移動香港の李帆風・最高経営責任者（ＣＥＯ）は「香港建設業のスマート化のビジネスモデルとなって業界に変革を起こしたい」と語った。

振華は香港国際空港第３滑走路の埋め立て工事や、香港、中国広東省、マカオをつなぐ海上橋「港珠澳大橋」の建設などに携わった実績がある。