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【カンボジア】昨年の自動車輸入額、コロナ影響で37%減[車両](2021/04/20)

カンボジア商業省は、2020年の自動車輸入額が前年比36.6%減の10億9,900万米ドル(約1,195億円)だったと発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響による、国境貿易の一時停止などが落ち込みの要因。プノンペン・ポスト(電子版)が伝えた。

カンボジア商工会議所(CCC)のリム・ヘン副会頭は、輸入急減の要因について、国境貿易の一時停止に加え、コロナ禍で消費者が支出を抑制する傾向が強まったためと分析。自動車だけではなく、生活必需品以外の輸入は全般的に落ち込んでいると指摘した。今後については、ワクチン接種の普及などで新型コロナの感染が減少する可能性が高いため、輸入は回復傾向をたどるとの見方を示した。

オウン・ポンモニラット財務経済相は、自動車輸入の減少により、20年の関税収入は約3,026万米ドル減少したと報告している。

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