【中国】ホンダ中国、自動運転実験でオートXと提携[車両](2021/04/19)
ホンダは16日、自動運転技術の研究開発(R&D)を手掛けるスタートアップ企業、深セン裹動智駕科技(広東省深セン市、オートX)と中国の公道での自動運転車両の走行実験で提携すると発表した。自動運転の公道テストで豊富な経験とリソースを持つオートXと組むことで、中国の交通環境に合わせた技術の開発を進める。
ホンダの中国法人、本田技研工業(中国)投資(北京市)の全額出資子会社、本田技研科技(中国)(広東省広州市)が、オートXの自動運転技術を活用して広東省の公道で走行実験を進める。車両はセダン「アコード」5台、「インスパイア」5台の計10台を活用する。オートXが擁する「レベル4」(走行を特定の条件下で完全自動化する自動運転技術)の技術を用いるという。
オートXは、ドライバーが同乗せず、人が操作に一切関与しない「ロボタクシー(自動運転タクシー)」の走行実験を深セン市で行うなど、公道での実験データが豊富という。