【ベトナム】タイのカフェアマゾン、越で出店加速へ[サービス](2021/04/13)
タイ大手コーヒーチェーン「カフェ・アマゾン」は、今年からベトナムのホーチミン市などに積極的に店舗を拡大していく計画だ。9日付VNエクスプレスが報じた。
同チェーンは2020年10月、南部ベンチェー省ベンチェー市のショッピングモール「GO!」内にベトナム1号店を開業。同年12月には南部ティエンザン省ミトー市とチャビン省チャビン市の「GO!」内に開店したほか、ホーチミン市フーニュアン区ファンシクロン通りに路面店を開業した。
代表者によると、今年はホーチミン市とその周辺各省で出店を進める。目標店舗数は明らかにしていないが、今後は全国展開していく計画だ。
「GO!」はタイ流通大手セントラル・グループが所有しており、同グループは現地法人カフェ・アマゾン・ベトナムにも40%出資している。60%はタイ国営石油PTTの小売事業会社PTTオイル・アンド・リテール・ビジネス(PTTOR)が出資する。
同チェーンは02年にタイで開店し、現在は国内3,000店余りに拡大している。近隣諸国にも出店し、ベトナムは海外10カ国目の進出先となる。