【マレーシア】元首相に破産宣告、17億リンギの税未納で[政治](2021/04/08)

マレーシアのナジブ元首相は6日、内国歳入庁(IRB)から破産宣告を受けたと明らかにした。クアラルンプール高等裁判所が昨年7月、2011~17年の所得税未納分と納付遅延による罰金を合わせて16億9,000万リンギ(約450億円)の納付を命じたが、これに応じなかったためという。

破産宣告によって、ナジブ氏は連邦議会下院議員の座を失い、所属する与党・統一マレー国民組織(UMNO)の党内選挙や2023年までに実施される見通しの次期総選挙に出馬できなくなる。

政府は今年2月4日、ナジブ氏を債務者とする破産宣告を高裁に提出した。ナジブ氏は課税通知書に示された納税債務の納付遅延で、各課税年度の納税額に対して計15%の罰金が科せられている。

ナジブ氏はこれまで、政府系ファンド「1MDB」を巡る巨額汚職事件に関して計42件の罪状で起訴されており、高裁は昨年、うち7件について有罪判決を言い渡した。同氏は判決を不服として、現在控訴中だ。

ナジブ氏はフェイスブックへの投稿で、同氏を巡る一連の汚職裁判はマハティール前政権下で始まったとして無実を主張。高裁の納付命令は不当だとの立場を示した。

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