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【韓国】ワクチン接種後に異常、2日まで有給可能に[経済](2021/04/01)

韓国で4月1日から、新型コロナウイルスワクチンの接種後に異常反応が出た人は最長2日間の有給休暇を申請できるようになる。

休暇申請は医師の診断書なしでも可能で、まずは接種の翌日に1日休み、それでも異常反応が収まらない場合は休みをもう1日延長できる。最長2日という基準は、ワクチン接種後の異常反応は通常2日以内に好転するケースが多く、それ以上続く場合は専門の医療機関を訪問しなければならないという原則に基づいて決定した。

4月からワクチン接種の対象になる社会福祉施設の従事者や保健師、6月から接種の対象となる警察官や消防士、軍人など幅広い部門でワクチン接種後の休暇を適用していく考えだ。

また、5月から接種が開始される航空会社の客室乗務員については、各航空会社と協議を通じて同様の休暇を取れるようにする方針という。

■一般企業には「勧告」

ただ、この休暇制度の導入は義務ではなく勧告にとどまっており、一般企業や自営業者、小規模事業者などの民間部門ではワクチン接種後に実際に休めるかどうかは不透明だ。同本部は勧告にとどめた理由について、「(実際に休むのは難しいという)現実的な問題を考慮した」と説明している。

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