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【インドネシア】6~7月バリ観光客受け入れへ、観光相[観光](2021/03/18)

インドネシアのサンディアガ・ウノ観光・創造経済相は16日、バリ州での観光客の受け入れを6~7月に再開する考えを示した。ジョコ・ウィドド大統領のバリ州視察に同行した際に明らかにした。政府は先にバリの一部地域を優先地域として観光客受け入れを早期に再開する方針を示していた。

サンディアガ観光相は「新型コロナウイルスの感染状況が収束し、検査体制や衛生規律の順守が徹底されれば6月か7月に再開したい」と述べた。ジョコ大統領も同様の考えを伝えた。

バリ州では観光地として人気の高いギアニャール県ウブド、バドゥン県ヌサドゥアの一部、デンパサール市サヌールの3地域が観光客受け入れの重点地域として指定され、ワクチンの優先接種などが進められている。

内閣官房の発表によると、9万195人の観光産業従事者を対象に10日にワクチン接種が開始され、16日までに3,810人に接種が行われた。

バリ州は、昨年9月に外国人観光客の受け入れ再開を表明していたが、感染状況などを踏まえて断念していた。

16日のバリ州の新規感染者数は77人、累計感染者数は3万7,077人だった。1日当たりの新規感染者数は2月から低下傾向が続いている。

ジョコ大統領(左から2人目)とサンディアガ観光相(左端)は、バリ州のホテルで実施された集団ワクチン接種会場を視察(内閣官房提供)

ジョコ大統領(左から2人目)とサンディアガ観光相(左端)は、バリ州のホテルで実施された集団ワクチン接種会場を視察(内閣官房提供)

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