【インドネシア】旅行者追跡アプリ開発へ、バリ観光再開前に[観光](2021/03/24)
インドネシアのサンディアガ・ウノ観光・創造経済相は22日、新型コロナウイルスの感染拡大によって停止しているバリ島への外国人旅行者の受け入れ再開に向けて、同省が旅行者の行動を追跡するアプリを開発していると明らかにした。観光地やホテルなどでの密集度を計測するという。テンポが同日伝えた。
今年半ばに受け入れを再開したい考えで、アプリは5月の運用開始を目指している。観光地やホテル、飲食店などの訪問者数に関する情報を収集し、衛生規律に違反した旅行者の動向をチェックすることができるという。サンディアガ氏は「バリ観光の再開に向けて、準備を加速する必要がある」と述べた。
バリ島への外国人旅行者の受け入れは、第1段階として新型コロナの感染リスクの低い「コロナフリー回廊」を3カ所設定する方針だ。
一方、運輸省は先に、変異ウイルスを含めた新型コロナの感染拡大防止を目的に、外国人の入国制限を継続する方針を示している。