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【シンガポール】ウィアグリ、飲食・中小小売向けEC開設[食品](2021/03/17)

テックファームホールディングスのグループ会社、We Agri(ウィアグリ)は16日、シンガポールの飲食店と中小小売店専用の日本産食材のECサイトを開設した(テックファームホールディングス提供)

テックファームホールディングスのグループ会社、We Agri(ウィアグリ)は16日、シンガポールの飲食店と中小小売店専用の日本産食材のECサイトを開設した(テックファームホールディングス提供)

IT企業のテックファームホールディングス(東京都新宿区)のグループ会社で、農水産物流通ソリューションを手掛けるWe Agri(ウィアグリ、東京都中央区)は16日、シンガポールの飲食店と中小小売店専用の日本産食材の電子商取引(EC)サイトを開設した。2023年末までに売上高8億円を目指す。

ECサイト「Tokyo Fresh Direct Biz(トーキョーフレッシュダイレクトビズ)」を開設した。日本産の生鮮食品や加工食品をレストランと中小規模の小売店に直販する。

ウィアグリの日本本社が、サイトの運用や受発注の管理などを行う。同社のシンガポール法人が、ラストワンマイル(配送の最終拠点から届け先まで)の物流管理を手掛ける。

取扱商品は、青果、鮮魚、加工品などで、まず約150品目から始める。配送エリアは、一部島しょ部を除く、シンガポール国内とする。

単独では幅広い日本産食材の輸入が困難な事業者も、高品質な食材を手軽に小ロットから購入できるようにした。取扱数量をまとめることで輸送コストを下げ、高品質な食材を低価格で提供する。

ウィアグリは20年9月、日本産の生鮮食品などをシンガポールの一般消費者に直販するECサイト「Tokyo Fresh Direct(トーキョーフレッシュダイレクト)」を開設していた。今回の新しいECサイト開設で、独自の農水産物流通プラットフォームの拡大を目指す。

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