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【インド】ドバイ企業、西部州に貨物コンテナ工場設置[運輸](2021/03/03)

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイに拠点を置く物流企業トランスワールド・グループは、インド西部グジャラート州で貨物コンテナを生産する計画だ。投資額は約20億ルピー(約29億円)。ビジネス・ライン(電子版)が1日に伝えた。

トランスワールドは、貨物コンテナ工場の設置事業に関して、インドのサガルマラ開発公社(SDC)と合意した。SDCは港湾開発を通じて経済成長を目指す「サガルマラ(海の首飾り)」計画で事業の計画・管理に当たっている企業で、船舶省の管轄下にある。

インドで貨物コンテナの生産施設が設置されるのは今回が初めて。現在はほぼ全てのコンテナを中国から輸入しており、国内生産の開始は政府が提唱する「自立したインド(アトマニルバール・バーラト)」構想の一環となる。

インドのコンテナ新規需要は年1万TEU(20フィートコンテナ換算)。26年までに約6万TEUのコンテナが必要になる見通しだ。

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