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【タイ】不動産AP、コロナ下でも過去最高の業績[建設](2021/02/25)

タイの住宅開発大手AP(タイランド)は23日、2020年12月期の売上高が前期比25%増の299億5,900万バーツ(約1,053億円)、純利益が38%増の42億2,700万バーツだったと発表した。低層住宅が好調で、新型コロナウイルス感染症の影響下でいずれも過去最高を更新した。

売上高を主な部門別に見ると、住宅販売が28%増の289億4,900万バーツ、サービス・管理収入が16%減の9億3,900万バーツだった。住宅販売の内訳は、低層住宅が33%増の240億3,500万バーツ、コンドミニアム(分譲マンション)が16%増の49億1,400万バーツ。低層住宅プロジェクトは計35件の引き渡しを開始し、増収のけん引役となった。コンドミニアムも6件の引き渡しを完了し、高成長を達成した。

コロナの流行に伴い特別販促を実施したため第2四半期(4~6月)の粗利益率は29.6%まで低下したが、第3四半期は31.4%、第4四半期は31.7%に回復し、通年の粗利益率は前年比2.7ポイント減の31.6%となった。

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