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【カンボジア】オンライン消費が急増、広告の重要性拡大[IT](2021/02/18)

カンボジアでインターネット上の消費が急拡大している。昨年にはネット利用者数が人口の半数以上の900万人に達したことなどが背景にあり、専門家からはデジタル広告の重要性が拡大するとの見解が示されている。クメール・タイムズ(電子版)が17日伝えた。

ビジネス情報サイト「B2Bカンボジア」のスティーブ・ノーブル氏によると、広告業界では従来型からデジタル広告への移行が急速に進んでおり、「インスタグラム」や「TikTok(ティックトック)」などソーシャルメディアの活用も拡大。特に首都プノンペンなどでは、オンライン広告が主流になっている。

具体的には、検索エンジン最適化(SEO)やインターネット広告の活用、インフルエンサーを起用したマーケティングが拡大。デジタル広告市場には、新たなプラットフォームやアプリが続々と参入しており、企業もフィンテック(ITを活用した金融サービス)の導入などでコンテンツの拡充を図っている。

ノーブル氏は「これからの企業が顧客を獲得するには、ウェブサイトやネット広告の整備が不可欠だ」と強調した。

また、オンラインメディアの「スプライス」は、「カンボジアでは若年人口の増加とインターネットの拡大という潮流が同時に起こっている」と指摘した。

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