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【インドネシア】家庭でのEV充電に電気料金3割引き[公益](2021/02/15)

インドネシアの国営電力PLNは13日、電気自動車(EV)を一般家庭で夜間に充電する際にかかる電気代を30%割り引くと発表した。電気代の値下げで、EV普及を後押しするのが狙い。割引の対象になるのは、午後10時~翌午前5時までの7時間。

ボブ・サリル取締役(営業・顧客管理担当)は、EVが普及すれば家庭で充電するEVユーザーの割合の方が多くなると指摘。さまざまな優遇を付与した「ホームチャージング・サービス」をまもなく導入すると明らかにした。

PLNは現時点で、全国12都市の22カ所に一般充電ステーション(SPKLU)を、バンテン州、西ジャワ州バンドン、バリ島の合計33カ所に一般バッテリー交換ステーション(SPBKLU)を設置している。1月下旬には、これら公共充電施設で充電容量の管理や充電料金の支払いに利用できるアプリを発表するなど、EVユーザーの利便性向上を図っている。

2031年には全国の充電ステーションが約3万2,000カ所に増え、EV車両台数が約33万台になると試算している。

PLNは、電気自動車(EV)を一般家庭で充電する際の電気料金を30%割り引くと発表した(同社提供)

PLNは、電気自動車(EV)を一般家庭で充電する際の電気料金を30%割り引くと発表した(同社提供)

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