【マレーシア】医療ＬＫＬ、コロナ接触追跡ツールを販売へ［医薬］（2021/02/11）

医療設備や医療用品を手掛けるマレーシアのＬＫＬインターナショナルは９日、新型コロナウイルス感染者との接触追跡を行えるツールの開発・販売で、シンガポールの通信機器開発会社アイワウ（ｉＷＯＷ）と覚書を締結したと発表した。

アイワウが近距離無線通信規格「ブルートゥース」を利用した、接触者の追跡を容易にするツールを開発。ＬＫＬの完全子会社ＬＫＬアドバンス・メタルテック（ＬＫＬＡＭ）がツールの販売権を取得し、マレーシアで独占的に販売を行う計画だ。

ＬＫＬとアイワウは覚書締結日から２年以内に、シンガポールの国内法に準拠して最終合意にこぎ着ける予定。

ＬＫＬはアイワウとの事業提携について、「提供する製品を拡充することで、新たな顧客の掘り起こしにつながる」と述べ、収益拡大への寄与に期待を示した。