スタートアップの資金調達・ビジネスマッチングサイト

【韓国】「歩行可能な四輪駆動ロボ」現代自が公開[車両](2021/02/15)

韓国の現代自動車グループは10日、モビリティーとロボティクス技術を融合して開発した歩行可能な四輪駆動ロボット「タイガー(TIGER)」を初公開した。

現代自グループ傘下のモビリティー担当組織「ニューホライズンズスタジオ」で開発されたタイガーは、全長約80センチメートル、幅約40センチ、重さ約12キログラムで、先端にタイヤがついた4本の足がある。平地ではタイヤを使って四輪駆動で走行し、荒れ地や障害物のある道では歩行して進むことができる。

タイガーは◇多様なセンサーを活用した科学探査や研究◇災害時などの物資支援◇山間地域への荷物配送――など、一般車両では困難な作業を行えるよう設計された。ロボット内部には貨物の積載空間を備えており、路面が不安定な場所でも常時水平を保って安全に運搬できるという。

ニューホライズンズスタジオは今回、人工知能(AI)基盤のエンジニアリング設計を行う米オートデスクやコンセプトデザイン専門の米サンドバーグ・フェラーなどと協業し、オープンイノベーション方式でタイガーを開発した。

現代自が公開した四輪駆動ロボット「タイガー」=韓国(同社提供)

現代自が公開した四輪駆動ロボット「タイガー」=韓国(同社提供)

関連記事

公式Facebookページ

公式Xアカウント