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【韓国】SKTやハンファ、「空飛ぶ車」で業務提携[運輸](2021/02/01)

韓国の通信大手SKテレコム(SKT)は1月28日、地場防衛産業大手のハンファシステム、韓国空港公社、韓国交通研究院と、「空飛ぶ車」と呼ばれる都市航空交通システム(UAM)の構築に向けて業務提携を結んだと発表した。

4社・機関は今後、UAMの商用化に向けて◇インフラ◇機体◇運航サービス◇航空交通◇プラットフォーム◇需要――などの分野で持続的に研究開発(R&D)を行う計画という。

SKTは、航空交通に必要な情報を送受信する通信インフラ分野を手掛ける。UAMを安全に管制・運航するには、機体と地上設備を連携させる安定した通信体系が欠かせない。

機体の開発はハンファシステムが担当する。垂直離着陸が可能な小型航空機の開発を目指す。航空機が離発着するステーションは韓国空港公社が、UAMの需要予測などの研究は韓国交通研究院が、それぞれ担う。

韓国政府は昨年6月、韓国型UAMの2025年の商用化に向けた協議体「UAM Team Korea」を立ち上げた。今回業務提携を結んだ4社・機関も、この協議体に参加している。

SKTとハンファシステム、韓国空港公社、韓国交通研究院が2025年の実用化を目指す「韓国型都市航空交通システム(KーUAM)」の完成イメージ(SKT提供)

SKTとハンファシステム、韓国空港公社、韓国交通研究院が2025年の実用化を目指す「韓国型都市航空交通システム(KーUAM)」の完成イメージ(SKT提供)

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