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【タイ】ニチレイロジ、首都東郊で物流センター増設[運輸](2021/02/02)

SCGニチレイ・ロジスティクス物流センター2期棟=タイ・サムットプラカン県(ニチレイロジグループ提供)

SCGニチレイ・ロジスティクス物流センター2期棟=タイ・サムットプラカン県(ニチレイロジグループ提供)

ニチレイの低温物流部門、ニチレイロジグループは1日、タイ法人が同国の首都バンコク東郊サムットプラカン県で物流センターの2期棟を増設したと発表した。

タイの素材最大手サイアム・セメント(SCG)傘下の物流会社、SCGロジスティクス・マネジメント(SCGL)とニチレイの合弁会社、SCGニチレイ・ロジスティクスが、サムットプラカン県バンサオトンにある既存の物流センターの隣接地に2期棟を増設した。設備能力は2万4,660トン(6万1,650立方メートル)で、既存棟と合わせた全体の設備能力は4万7,460トン(約11万8,650立方メートル)。急速凍結室(160平方メートル)や解凍室(250平方メートル)など流通加工のための付帯設備も備える。2期棟増設に伴う投資額は非公表。

ニチレイ・グループは、物流センターの増設を通じて、タイ国内で拡大を続ける卸・流通小売り系の顧客への高品質な物流サービスの提供に努めると説明している。

SCGニチレイ・ロジスティクスは2013年設立。資本金5億7,000万バーツ(約20億円)で、SCGLが51%、ニチレイロジグループ本社が49%を出資している。

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