【韓国】全国警戒レベル31日まで延長[社会](2021/01/18)

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韓国政府は16日、17日に終了する予定だった首都圏(ソウル市・京畿道・仁川市)での新型コロナウイルス感染症の警戒レベル「2.5段階」を31日まで2週間延長すると発表した。首都圏以外の地方も現行の「2段階」を同じく31日まで延長する。また、新規感染者数の減少傾向を受け、全国のカフェでの店内飲食や首都圏のカラオケや塾などの営業を18日から許可することを決定した。

韓国保健福祉省は16日、警戒レベルの延長について「感染者数は減少傾向にあるものの、ここで警戒レベルを引き下げれば、感染が再び拡大する恐れがあるためだ」と説明した。

警戒レベルの延長により、全国で実施する5人以上の私的な集まりを禁止する防疫措置を維持する。結婚式場や葬儀場に設けられる「首都圏=50人以下」と「その他の地域=100人以下」の人員制限措置も継続となる。

一方、感染リスクの高い施設に対する一部規制は緩和する。テークアウトのみの営業だった全国のコーヒーショップチェーンやカフェ約19万店舗に対し、店内での飲食を午後9時まで許可する。店内では飲食時以外のマスク着用が義務付けられ、違反した場合は10万ウォン以下(約9,400円)の過料が科される。

クリスマス・年末年始の特別措置として営業を禁止していたスキー場などの全国にある冬季スポーツ施設の営業も認める。

首都圏では、営業停止命令を受けていたカラオケや塾、ジムなど約11万2,000施設に対し、午後9時までの営業を許可する。原則として「8平方メートル当たり1人」という人数制限を設ける。

特に感染リスクが高いとされるクラブやキャバクラ、相席居酒屋などの遊興施設は営業停止措置を維持する。宿泊施設での行事やパーティーを禁止するとともに、個人が宿泊施設内で主催するパーティーに対しても自粛を強く求める。

■PCR検査は6倍に

韓国の1日当たりの国内感染者数は、直近1週間(2021年1月10~16日)の平均が516人となった。20年12月中旬から1,000人前後で推移し、同24日には過去最多となる1,216人を記録したが、それ以降は減少傾向にある。

感染者減少の背景には、人の移動の減少とPCR検査の拡大がある。今月の週末(9~10日)の人の移動量は、警戒レベルが最低だった「1段階」の週末(昨年11月14~15日)に比べて35.4%減少した。PCR検査も、誰でも無料で受けられる簡易検査所を約200カ所設置するなど、検査数は昨年11月比で6倍となった。

韓国政府は、現行の警戒レベルが維持される31日まで感染者の減少傾向が続けば、防疫措置のさらなる緩和を検討する。半面、感染者が増加に転じれば、一部緩和された営業制限の再強化も辞さない構えだ。

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