【シンガポール】日系人材会社、東南ア初拠点[サービス](2021/01/14)

人材紹介や人材コンサルティングなどを手掛けるASIAtoJAPAN(東京都千代田区)は13日、シンガポールに現地法人を設立したと発表した。東南アジアに拠点を開設するのは初めて。シンガポールの日系企業で現地人材の需要が高まっていることなどが背景にある。

100%出資の子会社を、2020年12月にシンガポール中心部に設立した。資本金は非公開だ。現在の従業員数は、日本人1人とシンガポール人1人の計2人。日本企業への就職を希望する日本人以外の学生向けの就職面接会の登録窓口も設ける。

ASIAtoJAPANの三瓶雅人代表取締役社長は、NNAに対し「シンガポールでは就労ビザの取得要件の厳格化に伴い、日本人の若手人材が現地で働くことが難しくなっている。このような中で日本語が話せる現地人材のニーズが高まっていることから、拠点開設に至った」と説明した。

英語と中国語を話せる人材が多いほか、もともとシンガポール国立大学(NUS)と南洋理工大学(NTU)と提携し、現地向けの日本語の授業を提供していたことも拠点設置を後押ししたという。三瓶社長は「21年内に、10人以上紹介するのが目標だ」と意気込みを語った。

ASIAtoJAPANは17年創業。資本金は990万円だ。20年7月にインドに海外初拠点を開設。今後は、アジアの他国でも機会があれば拠点開設などを検討する。

シンガポール政府は20年、専門職向け就労ビザ(エンプロイメント・パス=EP)の取得に必要な最低月給額を2回にわたって引き上げた。新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の低迷で、国内の雇用情勢が悪化していることが背景にある。

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