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【インド】ラジャスタン州、鳥インフルへの警戒強化[経済](2021/01/05)

インド西部ラジャスタン州で、鳥インフルエンザへの警戒感が強まっている。州政府は全地区を対象に警報を発出した。PTI通信などが3日に伝えた。

警報の発出は、州内の複数の地区で先月25日以降、カラスを中心とする鳥が死んでいるのが見つかり、少なくとも一部から鳥インフルエンザウイルスが検出されたためだ。同州で鳥インフルエンザの感染が確認されたのは初めて。死んだ鳥の数は3日時点で252羽に達しており、州政府は警報を発出する一方、対策室を立ち上げて対応に当たっている。

ただ、警報は出されたものの、現時点で畜産業への影響は軽微のようだ。ある州政府の幹部は「現時点で憂慮すべき状況にはないが、家畜が感染しないよう警戒している」と説明した。

州政府によると、ラジャスタン州では畜産業が州内総生産(GSDP)の10%前後を占めている。

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