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【台湾】ファウンドリー業、21年上期に15%値上げか[IT](2020/12/24)

台湾のファウンドリー(半導体の受託製造)各社が2021年上半期(1~6月)に、8インチウエハーの価格を10~15%引き上げるとの観測が出ている。米国が中国ファウンドリー大手の中芯国際集成電路製造(SMIC)に制裁を加える中、世界の半導体の需給バランスが悪化していることが要因。23日付工商時報が伝えた。

世界先進積体電路(バンガード・インターナショナル・セミコンダクター)や聯華電子(UMC)、力晶積成電子製造(力積電)といった台湾ファウンドリー各社が値上げに踏み切るとみられている。韓国ファウンドリー大手のDBハイテック(旧東部ハイテック)も21年に8インチウエハー価格を10~20%引き上げるもよう。

主な要因は米国の中芯に対する制裁。米国が先端製造プロセス向け設備や原材料の供給を規制する中、中芯の生産停滞は21年に本格化する見通し。世界のIC設計企業は、これまで以上に発注先を台湾や韓国に集中させることになる。

中でも8インチウエハーは近年目立った生産能力の増強がなく、現時点で既に需給が逼迫(ひっぱく)。中芯の生産が滞れば、需給バランスがさらに悪化する流れにある。

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