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【マレーシア】入国後の隔離期間、10日に短縮[経済](2020/12/14)

マレーシア保健省は13日、きょう14日から国外からの入国者や新型コロナウイルス感染症患者との濃厚接触者に義務付けている隔離措置の期間を10日に短縮すると発表した。これまでは14日間だったが、国内外の臨床報告で短縮しても問題ないと判断した。

ノル・ヒシャム・アブドゥラ保健局長によると、既に英国やドイツ、ベルギーが隔離を義務付ける期間を14日から10日に短縮しているほか、フランスは7日間としている。最新の臨床報告で、新型コロナウイルスの感染率が最も高いのは、暴露(体内に入ること)から最初の1週間であることが分かったためという。隔離期間の短縮は、ホテルなどでの強制隔離と自宅待機の両方に適用する。

■新規感染1229人、4日連続で4桁

保健省は13日、国内で新型コロナウイルスの感染者を新たに1,229人確認したと発表した。1,000人を超えるのは4日連続。輸入症例2人を除き、国内感染だった。

州・連邦直轄区別の新規感染者は、スランゴール州が435人で最多。ほか、サバ州が333人、首都クアラルンプールが131人、ペラ州が105人、ジョホール州が103人と3桁だった。行政都市プトラジャヤと、サラワク、クランタン両州はゼロだった。

13日には感染者1,309人が退院し、回復者は6万9,393人となった。累計感染者数は8万3,475人となり、累計感染者に占める回復者の割合は83.1%で、前日から0.3ポイント上昇した。一方、4人が亡くなり、死者は415人となった。累計感染者に占める死者の割合は0.5%で、前日から横ばいだった。

現在、集中治療室(ICU)で115人が治療を受けており、うち65人が人工呼吸器を装着している。

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