【ベトナム】ビンG、電気バス運行管理で台湾企業と提携[運輸](2020/12/10)
ベトナムのコングロマリット(複合企業)ベトナム投資グループ(ビングループ)傘下で電気バスによる公共交通サービスを提供するビンバス社は9日、産業用コンピューター大手である台湾の研華科技(アドバンテック)の現地法人アドバンテック・ベトナムと戦略的提携を結んだ。バスの運行を管理するスマートシステムを開発する。
発表によると、両社は運転手の疲労や注意力低下を検知する人工知能(AI)カメラや走行管理装置、乗客用のWi―Fi(ワイファイ)などを研究・開発していく計画だ。
ビンバスのグエン・バン・タイン副社長は提携の締結式で、「アドバンテックは産業用コンピューターとモノのインターネット(IoT)の開発で多くの実績があり、電気バスシステムの管理と運用に向けた包括的なソリューションを提供してくれる」と期待感を示した。
ビンバスはこのほど、中国の星星充電(スターチャージ)と、充電スタンドの設置で協力する契約を結んでいた。