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【フィリピン】新マニラ国際空港、1~3月に土地造成開始[運輸](2020/12/17)

フィリピンの大手財閥サンミゲル・コーポレーション(SMC)は15日、マニラ首都圏北部ブラカン州で計画している新マニラ国際空港(ブラカン国際空港)の土地造成工事を2021年1~3月に開始すると発表した。24年の完了を見込む。

同工事は、オランダの海洋土木大手ロイヤル・ボスカリス・ウエストミンスターに17億3,000万米ドル(約1,790億円)で発注した。サンミゲルのラモン・アン社長兼最高執行責任者(COO)は、豊富な経験と実績を持つボスカリスを発注先に選んだことで、空港用地の土地基盤は巨大地震や台風、将来的な海面上昇にも耐え得るものになるとの見方を示した。

新マニラ国際空港はSMCの子会社サンミゲル・エアロシティが50年間の開発・運営権を持ち、総事業費は約7,400億ペソ(約1兆6,000億円)。空港周辺では経済特区の整備も予定されている。

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