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【中国】国際線、感染者発生での運航停止措置を強化[運輸](2020/12/17)

中国民用航空局は16日、海外からの新型コロナウイルスの流入を防ぐために実施している国際線の運航本数制限を調整すると発表した。中国入国後のPCR検査で陽性の乗客が5人に達した場合の運航停止期間を2週間とし、現行よりも1週間延ばした。同日から実施する。

陽性の乗客が10人に達した場合、4週間の運航停止とする措置は据え置いた。

民航局は3月下旬から国際旅客便を週1往復に限定しているが、6月には乗客の感染者が3週間連続で0人だった場合に増便を認める一方、感染者が出ればその人数に応じて運航停止期間を設ける措置を導入した。今回の運航停止期間拡大により、国際線の予約がさらに取りづらくなる可能性もある。

同局によると、今月15日までに運航停止措置を発動した回数は合計139回となり、うち国内の航空会社は54回、海外の航空会社は85回だった。運航がキャンセルになった国際線は計268便に上った。

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