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【韓国】ハンファトタル、電池絶縁膜素材の生産増強[化学](2020/12/08)

韓国のハンファグループ傘下で総合エネルギー会社のハンファトタルは7日、バッテリー向け絶縁膜(セパレーター)素材である超高分子量ポリエチレンの生産能力の増強工事が完了したと発表した。

ハンファトタルは約400億ウォン(約38億4,300万円)を投じ、忠清南道瑞山市の大山工場の生産ラインを増設した。これにより、同社の超高分子量ポリエチレンの生産能力は最大で年14万トンまで拡大した。

超高分子量ポリエチレンは、通常のポリエチレンに比べて分子量を高めた合成樹脂の一つ。ハンファトタルの関係者は今回の増設について、「中国や北米の石油化学企業の増設競争に備え、バッテリー素材など新たな成長市場に先行投資するのが目的」と話した。

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