【タイ】宿泊予約のアゴダ、隔離プランの販売を開始[観光](2020/12/01)
宿泊予約サイト「アゴダ」などを運営するオンライン旅行会社(OTA)大手アゴダはこのほど、タイ保健省と提携して、新型コロナウイルス感染症対策で実施している入国者の14日間の隔離用宿泊プランを販売し始めた。
宿泊プランは、保健省が代替隔離施設(ASQ)、地方の代替隔離施設(ALSQ)に指定しているホテルが提供する商品。15泊プランとなっており、料金には食事(1日3食)、新型コロナ検査代(2回)、空港送迎、その他の費用が含まれる。現在予約できるのは、首都バンコクが23軒、南部プーケット県が1軒。
11月28日付バンコクポストによると、サティット保健副大臣は、隔離期間が14日から10日に短縮されたり、ウェルネス施設やゴルフ場などでの隔離が認められたりした場合、需要拡大が見込めるとして、ホテルにASQ、ALQ指定への登録を呼び掛けている。
保健省によると、27日時点ではASQの認定ホテルスは113軒で、これまでの経済効果は12億バーツ(約41億円)としている。