【タイ】10月の6空港利用者、72.1%減の329万人[運輸](2020/11/25)
タイ空港公社(AOT)がこのほど発表した2020年10月の国内主要6空港の利用者数は、前年同月比72.1%減の延べ328万7,445人だった。10カ月連続のマイナスとなった。
利用者の内訳は国際線が99.1%減の6万3,798人、国内線が33.5%減の322万3,647人だった。新型コロナウイルスの影響で外国人旅行者の入国が制限されているため、国際線は大幅な減少が続いているが、国内線の利用者は回復基調にある。
空港別では国内線のハブとなっている首都バンコクのドンムアン空港が63.4%減の129万6,445人で最多。国内線が36.5%減の129万5,641人となった。減少率が最も小さかったのは首都東郊のスワンナプーム国際空港の国内線で、22.0%減まで改善した。
1~10月の6空港の利用者は、前年同期比66.8%減の3,919万8,137人。国際線が78.2%減の1,535万6,352人、国内線が49.8%減の2,384万1,785人だった。