【中国】「双十一」に不満の声、1400万件超[商業](2020/11/24)
中国消費者協会は20日、中国インターネット通販最大の販促イベント「双十一」に関連してネット上に寄せられた消費者の不満は1,429万6,274件だったと発表した。
同協会は10月20日~11月15日の27日間、会員制交流サイト(SNS)などを含むネット上で収集した消費者の声を解析。批判的な書き込みは1日当たり平均で約53万件あり、双十一当日の11月11日は105万1,437件と最も多かった。
ライブ配信を通じて商品を販売する「ライブコマース」に関する不満は33万4,083件だった。主な批判は「著名MCが商品販売実績を水増ししている」「アフターサービスの満足度が低い」といった内容だった。販促活動に関する不満は91万5,029件。「商品を予約購入するため分割払いにしたら割引が適用されなかった」「双十一当日には発送前商品の返金ができないようになっていた」などのトラブル事例があった。